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中世ヨーロッパの旅②ヴェネツィア編

Rialto Bridge in Venice, Italy

前回までは芸術や音楽についてお話ししました。前回の記事はこちらからどうぞ。

今回はヨーロッパヨーロッパを深掘りしていきたいと思います。ヨーロッパの生活や文化ってどのような感じなのでしょうか?

中世ヨーロッパの文化、ヴェネツィア編

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中世とは5世紀から15世紀くらいまでのことを言います。中世ヨーロッパの中でも面白い文化をご紹介します。それは人口島であるヴェネツィアです。ヴェネツィアの島の下には木の杭が打ち込まれていて建物を支えています。この街には車がなくバスなどの公共機関は水路に浮かぶ水上バスとなっています。流石、水の都ヴェネツィアですよね!

なんで水の上に街を作ったのでしょう?

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こんな住み辛い人口島を作るなんて深い理由があるはずです。ヴェネツィアはイタリアの中にある街ですが、イタリア本土より3キロほど沖合に離れた島です。中央には大きな運河が流れています。陸地には建物が所狭しと並んでおり、屋根はレンガ色の屋根で統一されています。

市営バス感覚で運河に浮かぶ船に乗ることが出来ます。対岸に渡る際はトラゲットという小舟に乗って渡ることが出来ます。普段の生活などで出るごみは小舟にアームの機械をつけてごみの入ったボックスを回収します。ヴェネツィアには焼却する機能はないのでイタリア本土に送ります。

ヴェネツィアにはいろんな種類の船がありますが、一番有名なのはゴンドラでしょう。アメリカのラスベガスでもヴェネツィアをモチーフにしたベネチアンというホテルの中で体験することもできますが、そのくらいヴェネツィアを代表する乗り物です。長い修行の末にゴンドラをこぐことが出来ます。この仕事をゴンドリエーレと呼びます。

このように独特の文化を持つヴェネツィアですが、ラグーナという干潟に秘密があります。ここはアサリ(ボンゴレ)が取れる場所で満潮の時は水の中です。潮が引いているときは沼地のようなところなのですが昔はヴェネツィアも昔はこのように湿地帯(沼地で水位によっては冠水してしまうところ)でした。5~6世紀ごろ民族の大移動がありました。(フン族)その際にヴェネツィアに人が流れてきたのです。そして上記でも書きましたが、沼地に杭を打ち沼地の下の地層のカラントという地層まで杭を打ち付けます。そしてその上に石灰の基礎を作り建物を建てています。

ヴェネツィアと言えば?

ヴェネツィアの主人公と言えばヴェネツィアの商人です。この商人が活躍したおかげで莫大な富を稼いでいます。例えば胡椒です。インドで作っている胡椒を薬や調味料として使うため、インドから輸入し売りさばくことで富を稼いでいました。その交渉事ではヴェネツィアにあるまるで宮殿のような内装のホテルなどで交渉をし、有利に交渉を進めることが出来ていました。そして民主主義の発達と水上の都市ならではの造船技術です。商船や軍艦などを作り貿易を有利に進めたり軍事を他国より保有していたりしました。また、フィレンツェのメディチ家のように独裁者が現れず、フィレンツェよりも半世紀以上長く激動の時代を生き延びました。

ヴェネツィアングラスとベルサイユ宮殿

The hall of mirrors in Palace of Versailles

ヴェネツィアングラスは何を隠そうヴェネツィアで作られる伝統工芸品です。なぜこの伝統工芸品が生まれたかというと、上記にもある胡椒の貿易は初め独占貿易でした。しかし、それが崩れた場合のプランBがこのヴェネツィアングラスだったのです。バスコダガマがポルトガルの方の航路を考案したため、独占貿易が出来なくなりました。それまではヴェネツィアを通らなければインドには行けなかったのです。

案の定、独占貿易ができなくなったのでヴェネツィアから船で20分程度の所にあるブラーノ島でヴェネツィアングラスを作り始めます。なぜヴェネツィアでないかというと、ヴェネツィアは建物が密集し、ヴェネツィアングラスを作る際に火を使うため大火災を防ぐ為です。そしてこの小さなブラーノ島は小さい島のため、職人を隔離し、技術の漏洩を防ぐ意味もありました。

しかし、職人がこの島から抜け出したのです。向かった先はフランスのベルサイユ宮殿でした。ルイ14世が多額の報酬を支払い、職人の引き抜いたのです。
そのため、ベルサイユ宮殿の鏡の間などにある鏡やシャンデリアはヴェネツィアの技術が使われています。

箱根にもヨーロッパ!?

これらはヨーロッパの一部ですが、ヨーロッパの当時の生活風景がわかる博物館が箱根にあります。箱根ドールハウス美術館です。

こちらは当時の様子が細部にまでこだわって作られているので好きな人にはたまらない場所となっています。

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